大学生はUSBメモリを使いすぎている

雑談
この記事は約5分で読めます。

Contents

はじめに

「卒論のデータがない!!」
「レポートのデータ、どれが新しいやつだ……??」
「制作締め切りが迫っているけど、今日の作業分消えてない……???????」

……っていうこと、あったりなかったりするんじゃないでしょうか。
データの取扱は結構大学生は杜撰な印象で、私も先日研究室の先輩に

「君の書いたプログラム見たいからUSBメモリに入れてくれない?」

って言われて「???」となりました。共有のネットワークドライブは何のために?
そんな大学生たちに向けて私がやっていたデータ保管について書いていこうと思います。

クラウドサービスを使え

実際に雲の上にあるわけじゃないよ

はい。
ぶっちゃけこの記事で書きたいことのうち7割はこれです。

なぜクラウドを使うといいのか。それは、「場所や端末にとらわれない」ということに尽きます。
理工系の学科では、学校のPCで編集したデータを家でも編集したい、逆もまた然り、ということがよく起こります。そんなとき、クラウド上にデータをアップロードしておきさえすれば場所を問わず、どんな端末でもデータにアクセスできます。

一言にクラウドって言っても色々あるので3つ挙げてみました。

Google Drive

みなさんGoogleのアカウント持ってますよね。YouTube見たりGmail使ったりする時に使うアレ。
アレにはGoogle ドライブといって無料で15GBのオンラインストレージがついています。

私は1年から3年までの授業に使った資料とかそういうのを全部保存していたのですが、それと研究に使ったプログラムとか論文とか諸々合わせても1.5GB程度でした。大体15GBの容量が理解できたでしょうか。
なお、Googleドライブは課金することで容量を増やすことができます。私はGoogle信者なので月250円を払って100GBの容量を手に入れています。

OneDrive

レポートを書く時にWordやExcelを使用している大学生は多いと思います。自宅でそれらを使う場合にはMicrosoctアカウントが必要になるのですが、大学アカウントを提供している大学は少なくありません(個人の感想です)。宇都宮大学もその例に漏れず学生個人個人のアカウントが作成されています。

Microsoft OfficeにはWordやExcel以外にも様々なツールがありますが、OneDriveというオンラインストレージもあります。個人のアカウントでは5GBですが、Officeを購入しているアカウントや大学アカウントでは1TBあるので、容量を気にせずに使うことができます。

DropBox

もう一つメジャー処でDropBoxの紹介です。こちらは無料版では2GBで、月額課金をすることでプランを選択し多くのストレージを得るサービスとなっています。特徴として、ファイルのバージョンを記憶して30日間復元できるという機能があります。バージョン管理が億劫な方にはいいと思います。

他にも色々とありますが、大学のアカウントについて知識があるならOneDrive、そうでないならGoogle Drive使っとけばいいと思います。そういうもんです。

PCもバックアップの候補地ですよ

バックアップ、というとどうしても端末以外の場所を指しがちですが、PCのSSDやHDDもれっきとしたデータ保存場所です。上に挙げたクラウドサービスと併用して、大切なデータは2~3箇所に保存しておくと良いでしょうね。

HDDは「ヘタる」んじゃあ

さてHDD。いっぱい保存できて便利なやつですがこいつにも寿命が存在します。使用頻度にもよりますが大体3~4年が目安となっています。事実、私も4年くらい使っていたHDDの中に入っていた音声データにノイズが走っていたことがあります。そういうものなんです。

そうは言ってもめんどうものはめんどい

わかりますよ。とてもわかります。いちいち作業を終えるたびにバックアップという新たな作業をしなきゃいけなくなるわけですから。
だからこそ、ちょっと頑張りたくなる感じのことを書いていきます。

本当に大事なものを見極める

例えば、納期や締切があるものだったり。
例えば、配布期間があるものだったり。
例えば、もう配布先のサーバーが終了していたり。
そんな、「これが消えたら、もう2度と手に入らない」ようなものは、優先してバックアップすべきです。さあ、やるんだ。

こまめに「別ファイルで」保存する

誤操作によるファイルの削除、ありますよねー。私もよくやります。
そんな被害を最小限に留める方法は別ファイルでの保存をすることです。

例えば私がやっているのは、編集した日付をファイル名に付けて保存、読み込んだらその日付で新しいファイルとして保存。たかが1日分ですから、すっげー頑張ればなんとかなります。まあ、空しいことには変わらないんですが

一旦出力してみる

文章系のデータが消えた時の何が嫌って、一度打った文章をまた打ち込まなきゃいけないことですよね。それを避ける方法と言えるかは怪しいですが、例えばpdfに保存するとか。画像系なら、プロジェクトファイルに加えてpng出力もしてみるとか。
昔の自分がやったことを見返せると、消えたデータを作り直すときに役立ったりしますよ。

Gitを使う

最強のバージョン管理ツールです。専門知識必要。TeX使ってる人にはいいかもね(VSCodeとかAtomとか使ってるとより便利)。

USBメモリの使い時

USBメモリって、指すだけで使えて持ち運びもできるから便利そうに見えますよね。でも、便利ではないんですよ。
諸説ありますが、USBメモリはだいたい1500回くらい抜き差しすると寿命、なんて言われたりします。人によっては4年間で1500回行くと思うんですよね。
また、持ち運びできる、というのは逆に言えば持ち運ぶことを忘れたらただの容量ちーせー外付けHDDでしかないんです。オンラインストレージに加えて、一つタスクが増えてしまうんですね。

つまり!USBメモリをいつ使うのか、それはノートPCやマイコンをオフラインな場所に持ち込んで、同じくオフライン環境でそれらを動かしている人とデータを授受するとき、なんです。
それ以外では、他の媒体の下位互換といっても差し支えありません、残念ながら。

おわりに

Google Drive、みんあ使おうな!

コメント

タイトルとURLをコピーしました